紅葉の始まった八甲田へ。
萱野茶屋高原からの八甲田。一番高い大岳に登ります。
酸ヶ湯温泉側登山口
登山口はいくつかありますが、初心者向けの酸ヶ湯温泉側から。
酸ヶ湯温泉のすぐ上に駐車場があり、そこに車を停めて入山。
八甲田山神社の入り口でもあるんですね。
スタートしてしばらくは、日陰で水はけの悪い道。
泥のぬかるみと岩、木の根だらけです。
立ち枯れのダケカンバ
ぬかるみの森を抜けると突然開けて、真っ白な木々が立ち枯れています。
ここ、かっこよくて好きですが、ガスの影響でしょう。気を引き締めます。
木の種類はダケカンバかな。皮がむける白っぽい木です。
火山性ガスが出ています。この日はちょっと匂いがきつめでした。
八甲田はガスで死者が出たことがあり、あまりにも不快なときは入山しない方がいいです。
立ち枯れの原っぱを過ぎるとまた岩と根っこと泥。
でも、少しでも歩きやすようにと整備されています。
出発から0.7Km付近、紅葉の始まり
スタートから2Km付近 地獄湯ノ沢
森が終わり、谷間に岩がゴロゴロ転がっています。
岩の川、というような荒涼とした景色。
天気が良くて最高です。
光が強くて、後から目が痛くなったりするのでサングラス必須。
石の川を渡ると、また川。
地獄湯ノ沢。再び硫黄の匂い。むき出しの斜面は硫黄の成分で変色しています。
ぜひ振り返ってみてください。
津軽平野に暮らす人々の心の拠り所、岩木山が見えます。
美しい独立峰です。
石積みがしてあります。
どことなく恐山に似た景色。
高山植物が増える
標高は1,200m。
この辺りで生息する植物の種類が目に見えて変わってきます。
詳しくはないけど、コケとかにもかわいいのがあります。
背の低いハイマツと笹の林が続きます。
登った午前中は天気が良く、照り返しも眩しいくらいでした。
この日は麓の最高気温が20度くらい。
ガンガン歩いているときの長袖はちょっと暑かったです。