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エンタメ
『成瀬は天下を取りにいく』:何も起きないのに目が離せない青春小説
『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈)で、挑戦と逆転劇。ネタバレなしで語られる成瀬の壮大な物語。読む手が止まらない一冊。 -
どんでん返し・衝撃の結末
夕木春央『方舟』:一人を犠牲にしなければ、全員が死ぬ。
山奥の地下建築に閉じ込められた9人。水は迫り、外との連絡は絶たれ、脱出には誰か一人の犠牲が必要だと判明する。そこへ、殺人が起きる。 犯人を炙り出せば、その人間を生贄にできる。生き残るために、人を断罪する。その選択を、あなたならできるか。 夕... -
どんでん返し・衝撃の結末
山口未桜『禁忌の子』:ネタバレなし、鮎川哲也賞満場一致の受賞作
2024年、ミステリー界隈がざわついた一冊がある。 第34回鮎川哲也賞を満場一致で受賞。週刊文春ミステリーベスト10・国内部門3位。そして2025年本屋大賞4位。デビュー作でこの評価は、尋常じゃない。しかも著者の山口未桜は、現役の医師だ。 読み終えた翌... -
エンタメ
『テスカトリポカ』:ネタバレなし。神話と暴力、圧巻の熱量
作者、現場にいたんじゃないか。いや、もっと嫌な言い方をするなら、一度あちら側まで降りて戻ってきた人間が書いているんじゃないか。そんな錯覚を覚えるほど、この小説の暴力は生々しく圧倒的。 第165回直木三十五賞、第34回山本周五郎賞 受賞、『このミ... -
エンタメ
誉田哲也『ストロベリーナイト』:ネタバレなし。ヒリヒリする警察ミステリ小説
読み始めると止まらない系だった。 ドラマ化・映画化も大好評だった誉田哲也『ストロベリーナイト』 竹内結子主演でドラマ化され、そちらもヒットした。観ていない方はドラマも是非。姫川班はみんな最高にはまり役でした。スタッフやキャストの情熱を感じ... -
国内ミステリ
長岡弘樹『教場』:絶対に外せない、新しい視点の警察小説
読む時なんとなく背筋が伸びる。 あの教官に見られているような気がして。ページをめくる手を止めてふと顔を上げたとき、自分の部屋なのに、どこかに監視されているような錯覚があった。 木村拓哉主演で実写化され、そちらも話題となった。ドラマも映画も... -
国内ミステリ
『硝子の塔の殺人』:ネタバレなし、知念実希人が詰め込んだミステリ愛
頭の中に"あの塔"があった。透明で、冷たくて、美しくて心が燃える。 江戸川乱歩が生み出した探偵たちを思い出した。あの時代からずっとバトンは受け継がれてきたんだ、ミステリへの愛に溢れた作品。 知念実希人という作家が、本気でミステリと格闘した一... -
国内ミステリ
【ネタバレなし】屍人荘の殺人
『屍人荘の殺人』今村昌弘による新本格ミステリーの話題作 『屍人荘の殺人』は、今村昌弘によるデビュー長編ミステリー小説であり、2017年に刊行された作品である。 第27回鮎川哲也賞を受賞し、「新本格ミステリーの進化形」として大きな話題を呼んだ。 舞... -
どんでん返し・衝撃の結末
『十角館の殺人』の魅力、記憶を消してもう一度読みたい作品No.1
実写化不可能と言われていた伝説の作品。 ミステリー小説を読み慣れていると、ある種の「読み方の癖」がついてくる。怪しい人物に目星をつけて、アリバイの穴を探して、伏線らしき描写をメモして。そういう読み方をしてきた人間ほど、この本に足元をすくわ... -
どんでん返し・衝撃の結末
『アヒルと鴨のコインロッカー』―予測不能な友情の行方を見逃すな
『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎による代表的ミステリー作品 大学入学を機に仙台へ引っ越してきた椎名は、隣人の河崎と出会う。河崎は「本屋を襲う」という突飛な計画を語り、椎名は半ば巻き込まれる形でその計画に関わっていくことになる。しか...
