日帰り登山でも、服装はみんな注意しているので、そういうことじゃなく、私が実際に持ち歩く、とにかくこれだけは、というもの。あれば多分、寿命が伸びます。
いろいろな考え方があると思います、多少でも参考になれば。
水分
最低500mlのペットボトル2本
本当に最低で2本。
飲み過ぎたら帰りは無いものと思ってください。汗っかきな方はプラスして。
水は重いです。
荷物で疲労度が変わるので、ご自身で必ず背負って、それで何時間坂道登れるかをみてください。
ひとつは水。もうひとつは塩分のあるもの。
交互に飲みます。
おすすめは、KIRIN の「世界のキッチンから-ソルティライチ」
味が美味しいのと、塩分と甘味があるので精神的にも疲れがとれます。
そんなのより吸収率だろ、という方はOS1とかが好きかな?
味微妙ですけど、これを美味しいと思う状態なら、おそらく脱水状態。
チョコレート
水と塩飴って思う人もいるだろうけど、そんなアスリートみたいなメンタルならそもそも初心者じゃないでしょう。
チョコレートです。
精神的なストレス解消と判断力の低下、体温の低下を防ぐために持ちます。
リュックじゃなく、胸ポケットに入れます。
理由は、滑落して荷物ぶっ飛んで動けなくなっても服のポケットなら近いから。
気温や体温で溶けやすいので、手にベタベタしにくくて食べやすい物。
よく持つのはコンビニでも売ってるガルボかアーモンドチョコの小袋。
ビーフジャーキー
これは非常食。カロリー摂取のため。
チョコレートは糖分として、いわば起爆剤。すぐ動く元気を出すためのもの。
ハラヘッタ〜状態を長時間防ぐためのカロリーと、よく噛んで脳を騙すためにビーフジャーキーを持ちます。
昔からテング印のジャーキーが一番好き。厚みがあって味も良い。
これも小さめの袋に入れ衣服のポケットに。
携行性プラス、おいしくないと元気出ない。
鈴と笛
山には熊がいます。熊の敷地にお邪魔している、くらいの気持ちで行ってください。
滑落したら動けません、疲労すると大声出ませんし。
鈴と笛、必ず持ってください。
鈴の音は、高音の方が遠くまで響くらしいです。
登山時以外は音が鳴らないように、消音機能がついたものが便利。
普段カバンに鈴とか付けない人にとってはうるさく感じます。
余談ですが、私が使ってるリュック(ザックっていうほどのものじゃない)は、胸のベルトにホイッスルがついています。そういう観点で装備を見るのも良いかもしれません。
大きめのバンダナかタオル
基本、持つと思いますが、日よけ、汗拭きで使います。体温調整と精神的な疲労を防ぎます。
衛生管理は大事。
ワイルドだからいらないぜ、とか思ってる人は、山ではただのバカです。
怪我したときの三角巾や包帯にもなります。
帰りに温泉入るときは必須!
おまけ
自分では持たないけど、塩飴、クエン酸飴、持ってる人よくいます。荷物にならないのでいくつか持っておいても良いかも。