2022年も一番活躍しそうなアウトドアジャケット
2019年の登場時に買って衝撃を受けたのでレビューします。
大好きなゴアテックスを超えました。
猛暑に強い、湿気に強い。
長い長い雨とじめじめの暑さ。
暑いのに脱げない、脱いだら雨でビッショビショ。
カッパもウィンドブレーカーも腕に張り付いて不快だし。
もううんざりだ!
って思ってた時に仙台で石井スポーツの店員さんに新作なんですー!と勧められるままに買ってしまった。セール品で良かったのに……。
と思ってたけど、すごく良いです!
使用した方まだ少ないかもしれませんが、きっと同じような驚きだったと思います。かなり活躍してます。
TYPHON(ティフォン)50000 ストレッチジャケット レディース
耐水圧20,000mm
強い雨がぶつかっても染み込まないってことらしい。
特に湿気を逃す力がすごいんだそうです。
色は、白などもあるのですが、長く使いたいので汚れの目立たないグレーを購入。ヘザーって言うみたいです。
レインウエアですから、まずはティフォン50000の防水処理
生地以外の目に見える部分では、フロント、ポケット共に止水ファスナー。
内側。縫い目、合わせ目のシーム部分を圧着して防水度を高めています。
ちなみに肩には縫い目がありません。
そうですよね、縫い目がなければ浸水しにくいですよね。
Typhon50000のベンチレーション
ポケットはベンチレーションも兼ねていて、粗いメッシュになっています。
内側から見たポケット。メッシュですが生地が滑らかで、中に入れてるものが引っかかって裏地ベローンと出てきたりはしないです。
フロントのジッパーは上下開けられます。
Typhon50000、考えられてますよフード部分。
そして、デザインがスッキリして見える理由。
フードを絞るドローコードです。
コードストッパーが生地の中に隠されています。掴みづらくはないです。
フードのつば部分にハリがあり硬めにできていて、前に出るので顔に雨が当たりにくい。
おでこに当たる部分が伸縮してフィット、これがあることで
顔まわりのコードをギュウギュウに閉めなくても風でフードが外れることもなく、しかも顔のサイドに風が通せる。
後頭部側。
上のマジックテープでおでこへのかかり具合を調節。
下のドローコードでサイドのだぶつきを調整。
ヘルメットの上からも被れる大きさです。
裾まわり
裾まわりもドローコードついてるので絞れます。
袖もマジックテープで幅調整できます。
Typhon50000ストレッチジャケットで気に入ったところ
レインウエアなのにベタベタしない、ゴアテックスより爽やか
これが本当にすごかった!
ゴアテックスも透湿性はあってある程度は逃すけど、内部で汗かいたら限界があります。
でもこれは、とにかくさらさらしてて、腕に触れた感じが学校のジャージくらい。
真夏の山形で着用。
その日の天候は最高気温33度、湿度78%でした。
日差しも強く、バスと徒歩移動はかなり暑かったです。
バスの中は半袖だと冷房で寒いのでこれを羽織って、降りてからも脱がずにしばらく炎天下の市街地をウロウロ。
でも不快じゃなかったんです、不思議です。
むしろ腕に日差しが当たらなくて快適なくらい。
換気されてるのが分かるのとベタつかないから不快感がないんだなと。
猛暑でも長袖って着ていられるんだな。
ティフォン50000は柔らかい、伸縮性良し(こちらもごめんよゴアテックス)
レインウエアにありがちな、パリパリ、ゴワゴワした感じがない。
そしてちょっと伸びる。
ハリが全くないわけではないんですが、着ると、薄いジャージ。
着心地いいし、油断すると値段高いこと忘れて雑な扱いしそうになる。
ゴワゴワしないので、着たまま寝られます。
ミレーのデザインおしゃれ!アウトドアにも街着にも!
レディースのアウトドアウエアって、腰回りを絞ってて動きづらかったり、脇周りが細かったり、変な色だったりする(女子トイレの壁みたいなデザイン嫌だよね?)のですが、
こちらは動きやすいのにかっこいい。
シルエットもスッキリ、細部がきちんと考えられていると思います。
アウトドア過ぎないデザインで、街で着ても変じゃない。
ちなみにジャケットだけじゃなくパンツもあるのですが、そちらは前に買ったNorthfaceのオールマウンテンパンツがあるので
当面はそれでしのごうかと思っていますが、この調子だと今年パンツも買ってしまいそうです。
ティフォン50000は携行に適したレインウエア。コンパクトで軽い。
薄手で柔らかいので小さく畳めます。
バッグがノースフェースですが…これに入れてます。
私の手の長さが大体15cmくらい。ちっちゃくまとまります。
重さは282g。
ティフォン50000ストレッチジャケットの使用感
山形滞在中、雨が降ってきました。
もう、これでもかっていうくらい湿度が上がってきてパラパラ、ザーっと。
風がなかったので耐水圧の検証とまではいきませんでしたが、撥水してます。
表面が濡れても、内側はサラサラでした。
雨ガッパ着ている重苦しさとかべたっと感がないだけでこんなにも心が軽いのかと驚きました。
ミレーティフォン50000は春夏のジメジメ気候に強い
山形って、東北でもかなり暑い地域がいくつかあり、東北だからって全然涼しくないんですよ。湿度もあるし。
今回は片道1.5時間程の軽登山でしたが、湿度の高い山林で雨の中を歩いても、炎天下のコンクリート歩いても快適、市街地ではクーラー対策になるし、こいつ最強なんじゃないか…と思いました。あのいや〜なジメジメ気候に強いっていうのが、何よりも買いです。
普段ミレー買わない方も、お店で見かけたらぜひ羽織ってみてください。
もうゴアテックス持ってるよ、という方にむしろおすすめしたい。
軽くて動きやすくて、涼しくて、自由を感じます。
ティフォン5000の耐久性。追記 (2021年)
2021新作ラインナップにヘザーグレーはないようです。
購入して3年目ですが、まだ撥水しています。
普段は車移動が多く傘を忘れることが多いのですが、このジャケットを小さく畳んでカメラバッグに入れています。生地が固くなることもなく、汚れも付きにくいので、たまに濡らしたタオルで拭く程度。かなり便利で重宝しています。